満たされない

同じようなツイートを毎日、毎日、焼き直し。考えることすら放棄して、しょうもないツイートで痛みを麻痺させて、しかし満たされることはなく、今日も不満足な生活を思って眠れない。言い様のない欠落感に埋め尽くされている。焦燥感にも似た、この感覚に昔から振り回されてきた。毎日死ぬほどの愛情を浴びたら満たされるような気がして、ありもしない世界を明日も求めて、満たされないまま。

男子中学生

男子中学生はおおむねエロいことで頭がいっぱいな生き物です。当然、僕の塾の生徒たちも例外ではありません。授業後のことでした。

 

Aくん「おま……ん……おまんこ!」

さっきまで理不尽な拷問を受けさせられてるみたいな顔で英語の問題を解いていたのに、満面の笑みで言いはじめました。

ぼく「君は本当にそういうの好きだね……」

Aくんは雰囲気も普段のテンションもおとなしめの子ですが、なぜか下ネタだけはガンガン突っ込んできます。

Bくん「Aはやばい」

笑いながらそう言うBくんも隙あらば「先生彼女いますか?」などと聞いてきます。

Cくん「先週なんて言ってたんだっけ、ほら先生のこと」

Bくん「先生のグングニール」

Cくん「それだ」

Bくん「結局あの棒と先生のグングニールどっちのほうが太いんですか?」

ぼく「あのさあ……」

僕は中学生の頃はかなり奥手で、そういう言葉なんて恥ずかしくて口が裂けても言えないタイプで、友達間でそういう話になると逃げるか黙りこんでしまうタイプだったので、毎年この子たちのような自由な中学生たちを見ていると少し羨ましく思います。でもそれはそれとして先生にセクハラするのはやめよ?

Cくん「先生童貞ですか?」

また聞いてきました。

ぼく「内緒」

Aくん「えー教えてくださいよ」

ぼく「内緒……いや、」

そのときもう教室に男子しか残っていなかったこともあり、なんとなく言ってみました。

ぼく「童貞じゃないよ」

今でもこういう話題はあんまり得意ではないので、なるべく平静を努めて言いました。

Bくん「ええー!?」

Cくん「うそ!?」

ぼく「まあ俺だってもう22歳だしそりゃあね……」

Bくん「22歳でもうやってるって早くないすか!?」

煩悩で頭がいっぱいなわりにピュアなの愛おしい。

Cくん「誰とですか?」

ぼく「そりゃ彼女でしょう」

Aくん「どれくらい気持ちよかったですか?」

ぼく「君ほんと言うことがえげつないよね」

Bくん「本当だよほら先生顔赤くなっちゃってるじゃん」

ぼく「えっ」

大人の余裕を見せながらさらっと会話してるつもりだったんですが、顔に出てたみたいです。肌が白めなせいか照れるとすぐ赤くなっちゃうんですよね。もう絶対言わない。。。

 

でも、こんなくだらないやりとりですが、帰り際に「英語の先生が一番おもしろいわ」と言ってるのが聞こえて嬉しかったです。舐められてるだけなんですけどね。それでも顔は赤くなってしまう……。

つらい

僕がダメなのは、承認欲求が強いからではなく、外部だけで承認欲求を満たそうとしているからだ、いくら他者からの承認を得たところで、自分自身が納得していないのだから通りません。僕はそんな人間じゃない、よく見せたがってるだけなんだ、自分のことだもの、わかっています。

結局、自己を肯定できるような自分になるほかないんでしょう。「自己肯定感が大事」と散々言われて知りながら、他者に肯定を求めている間抜けでいるうちは救いはない。悟ったようなことを言って、諦めたフリをするのもだめです。人間は、欲深い生き物ですから、生きている限りは、何ひとつ完全には諦められないのだと思います。なんでもする。いつか、立派な人間になって、心の安寧を手に入れます。幸福は、きっと安寧の上に成立するものですから、今はまだ不幸でも、耐えて、血反吐を吐いてでも、良い人間になろうと思います。そうでなければ、死んだほうがまし。

選択肢↓

人が死ぬということ。それは時として、本人ばかりでなく、周りの人達の運命までも大きく変えていくことになる。突如としてある人間が極めて特異な行動を取ることで、多くのストーリーが消え、また他のストーリーを生み出すことになるのだ。

 

 

……まあ、今日人身事故で電車が止まって試験に遅れかけたってだけなんですけどね。

 

試験には、なんとか間に合いました。電車の中で復習してない部分のノートを見ておこうと思っていたのがそれどころではなくなってしまったので、点数は非常に愉快なことになってそうですが……。

人が死ぬということ。言うまでもなく、その人の持っていた可能性が全て破棄されるということである。その点で、周りの人が死ぬことは非常にやりきれないものである。僕とあなたのあいだに起こるはずだったあらゆる物語が永遠に失われるのだ。未完の小説ほど悲しいものはない。

そうでなくとも、人間は常に選択をせまられ、そのたびに選ばなかったストーリーを破棄している。いまこの瞬間も「選んだもの以外のあらゆる選択肢」が破棄され続けているのだ。つまり僕があなたに言いたいのは、他にもやることはいろいろあるだろうにわざわざこんなブログを読んでくれてありがとうということです。。。ほんとありがとう。。。

チョコミントアイスを愛してなかった

今日は教習所に行きました。それだけでした。

や、もう一生彼女ができる気がしないですね - まるまろぐ

で言ったように本当は先輩の家に行く予定だったんですが、課題と試験勉強がやばいので結局延期にしてもらいました。大学生は人生の夏休みとはいったい……?そのわりにTwitterしかやってなくてお前ほんま脳みそだけは夏休みだなという感じです。生きててすいません。

いまチョコミントアイス食べてるんですけど思ったよりミント強くてつらいです。うちの母親はなぜか牛丼だけはどんぶりで食べないといけないという固定観念と、どんぶりにはご飯をたくさんよそわないといけないという固定観念があり、母親の作る牛丼は表面だけ肉でその下には無限に米が続いているというアンバランスな食べ物になるのですが、それと同じくらいミントです。表面に申し訳程度のチョコクランチと内部でたまに膜程度のチョコが出現するだけでほぼミントです。僕チョコミントわりと好きなつもりだったんですけど、僕が好きなのはあくまでチョコでミントはアクセントだったんだなって気づきました。この経験を今後の恋愛に活かしていきたいと思います。ていうかその前に課題と試験勉強しなきゃーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

や、もう一生彼女ができる気がしないですね

お酒を飲みました。お酒を飲むと寂しくなるので、飲み会は、なんのために参加してるんだかよくわからない有り様です。

 

この数年間ずっと彼女がいて、あまり他の女の子に興味を持っていなかったので、ふと顔を上げてみたら、女の子は女子大生に進化しており、知らない生き物になっていました。知ったつもりでいただけで最初から未知の生物だったのかもしれませんが。

以前一緒に食事をしたり、このあいだはふたりで居酒屋→バー→HUB→ネカフェ泊まりまでした女の先輩がいるんですが、次の土曜日にその先輩の家に遊びに行きます。一人暮らしです。彼氏います。相手が何を考えてるのかわかりません。無害そうだし何もしてこないだろうとたかをくくってるんでしょうか。僕が実は羊のふりをした狼だったらどうするんでしょう。まあ、何もしないんですけどね。

酔いに任せて言ってしまいますが、僕が告白したのは、相手が好きだったからというよりは、もう自殺しようと心に決めて、退路を絶とうと思って、依存していた相手に告白してフラれたらもう死ぬしかないだろうと、それでなんです。まさかOKされるとは思っていなかった、と言うと嘘になりますが、あの時はフラれたら死ねばいい、という気持ちでいたから勝算だの周りの状況だの考えずにいられたので、あんなことはもう二度とできません。なので、正規の手順で彼女を作る方法というのがよくわからないんですね。だいたい、あの時はあの子が神様みたいな人だったから、僕のひとりよがりにも、死なれたら困るしなんて言ってしかたなくつきあってくれたのであって、普通になんて……どうなんでしょうね?僕なんで別れたんですかね?

修学旅行のおみやげで変な味の生八ツ橋を買ってくるやつはエロサイトでワンクリック詐欺に引っかかる

バイト先の塾の生徒たちが修学旅行に行ったおみやげとして、塾におみやげをもってきてくれた。

どいつもこいつも生八ツ橋なのはしょうがないとして(というか僕としては生八ツ橋大好きなのでありがたい)、チョコバナナ味とかチョコイチゴ味とかラムネ味とか、ろくな味がない。君ら絶対どうせ自分が食べないからって興味本位で生八ツ橋で選んだでしょ。そうやって興味本位でエロサイトも覗いてワンクリック詐欺に引っかかって怯えてそう。それで親には相談できないから友達に相談してエロ魔神とかいうあだ名になればいいんだ。まあ、チョコバナナ味もチョコイチゴ味もラムネ味も美味しかったし別にいいんですけどね。

僕の小中の修学旅行の思い出は最悪である。小学校のときはしおりを忘れて不安と後悔でいっぱいだったし(今思うとそれくらいでしょげるなと思うが、当時としては世界の終わりレベルの出来事だった。けっこう意気込んでたのでしおりを忘れたことで思い出に傷がつくことに耐えられなかったのだ)、中学のときは立ち回りが下手で仲良しだった人たちのグループに人数上入れなくなり、なんか微妙な人たちと一緒の班になった。今思うとほんとに矮小な悩みであるが、本人的には絶望の意味を初めて知ったくらいの勢いだったのである。

高校の時は、後ろの黒板に班を書いておく方式だったんだけど、3つの班に名前が書かれてたりしていた。口では「お前らちゃんと黒板見ろよw」とか言ってたけど人気者感あってうれしかったです。高校の修学旅行はそこそこいい思い出になった。班のメンバーの3人のうち1人とは喧嘩して絶縁状態、1人は連絡手段なし、1人はリア垢以外Twitterでブロックしてる状態だけど。うーん、不適合!

僕が幼稚で自分と他人の境界線を引けないからなのか、それとも他の理由があるのかは知らないが、友達や恋人のことをネタにされたりからかわれたり馬鹿にされたりすると非常に傷つく。それらと仲の良い自分まで否定されたような気分になるからである。むしろ自己肯定感が低い分、周りを否定されたほうがキツい。即座に頭に血が上って冷静でいられなくなるレベルである。友達思いと言えば聞こえはいいが、先述の喧嘩やブロックはそれが原因である。もうちょっと理性的な範疇で友達思いになりたい。