劣等感

全てにおいてあらゆる他人より優れている人間なんて存在しないことは、パパとママが万能の神ではないとまだ知らない赤ん坊以外は誰だってわかる。それなのに僕は自分より優れている人間を見ては傷つき、自分より愛されている人間を見ては羨み、いちいち劣等感を覚えて傷ついている。他人と自分を比較することは不毛だ。自分の幸せを追え。わかっているのになぜ不幸な方向へ歩いていってしまうのか?人間の性質か?しかし、世の中には「一般には不幸だと思われる状況でも力強く幸せだと言い切っている真に幸福な人」も見かける。僕個人の問題か?幸せそうな他人が憎い、幸せそうな他人が憎い、幸せそうな他人が憎い、幸せそうな他人が憎い……良い本を読んでも良い人間にはなれないようです。きっと一片の迷いもなくただ「現状で幸せなのだからこれ以上はもう何もいらない」と言い切りさえすれば、そうさえすればいいんだろう。次に幸せだと感じたら必ずそうしよう。幸せを、二度とつかめるかも怪しいのだけれど。