日記:完全食

今日は論文紹介と基礎勉強会の発表が被っていて大変でした。
その上リーダーシップ道場まで「今日はプレゼンの練習をしま~す」って言い始めてこっそり帰ろうかと思った……。
でも僕も大人なのでちゃんとプレゼンしました。
基礎勉強会のスライドはけっこう時間かけたのに練習問題を解いて載せるのをすっかり忘れてて、すいません解くの忘れてました……って言うことになって悲しかったです。
帰りの電車も間違えて関係ない駅で降りることになり、引き返す電車を待ちながら「どうして僕は何をやってもだめなんだろう……」と考えていました。

ところで今日は忙しかったので完全食こと COMP のグミを昼も夜も食べてたのですが、そしたら同期のコスタリカ人に「君がご飯を食べてるのを見たことがないけどいつ食べてるの……?」と言われました。COMP の袋を見せたら「信じられない……!」って言われました。「それってコンビニで売ってるの?」とも聞かれたので日本人はみんな完全食を食べてると思ってないか不安です。

日記:研究室に新しい人が来た

今日は起きて少し家で作業したあと、のんびり12時くらいに登校してドトールミラノサンドBセット食べてから研究室に行ったら研究室インターンの留学生の人がきていた。明日だと勘違いしていたのでびっくりした。

研究室インターンというのは今回の例で言うと三ヶ月くらい他の研究室に行ってなにかしら研究して、元いた大学に帰っていくというやつ。今回来たのは僕の分野では世界ランキングトップ5に間違いなく入るような大学に通うスーパーエリートで、日本ではトップ校のひとつとはいえ世界で見たらトップ100にも入れないような我が大学になぜわざわざ来たのだろう……。もう少し仲良くなったら聞いてみたい。それにしてもAさんはまだ学部三年生(9月になると四年生になる)なのにすごい行動力だ……。

その新しい留学生(Aさんとする)は中国人なんだけど通ってるのはアメリカの大学なので英語はペラペラ。そして僕の同期であるBくんも中国人でこっちは日本語がペラペラなのでこの二人と僕(というか日本人)が一緒にいるとややこしいことになる。なぜなら使われる言語が組み合わせによって

  • Aさん - Bくん:中国語
  • Aさん - 僕:英語
  • Bくん - 僕:日本語

となるから。まあBくんも英語が話せないわけではないし、Aさんも日本語は話せないが聞き取ることは少しならできるそうなので、あまり困ることはない。いや、中国語で会話されると僕がほぼ何もわからないので困るけど。

さて、僕は研究室で新入りのPCのセットアップの手伝いを受け持ってる(のにAさんが来る日を間違えていて午後に登場した)ので、午後の講義に出たあといろいろ手伝った。Aさんは女性なのだが、話していると優しいしおとなしいし黒髪ロングだしで、ものすごく研究室クラッシュの危機を感じた。インターン生で良かった。

セットアップが終わったあとはプログラミングのゼミに出て、ゼミが終わるとすぐに帰ってレポートを書いて提出した。次に発表の準備を……しようと思ったんだけど、急に bot が作りたくなったので研究室の Slack (LINEみたいなもの) に投稿されたメッセージを英語に翻訳する bot をさっきまで書いていた。翻訳には Google のアレをうまいことして無料で使えるようにしてくれてる人がいたので使った。まああまりよろしくない方法なので、もしかすると後で Microsoft かどこかの翻訳サービスに変えるかもしれない。とりあえず動くようになったので明日が楽しみ。まあそんなことやってないでパワポとレポート書けって話なんですけどね。

それから研究室で新しく国家プロジェクトをやることになった(国家プロジェクトって書くとかっこいいね)。内容はざっくり言うと機械翻訳です。日本はAIブームにずっと乗り遅れっぱなしだけど、今回は勝てるようにがんばってほしい(他人事)。

ていうか明日は教授とAさんとその他でお昼食べるらしいんだけど、Bくんに「俺は用事があって参加できないからなんとか午前中に来て一緒に行ってあげて」と言われてるのに夜更かししてブログ更新してるのやばくない?このままではAさんが来てそうそう教授とマンツーマンで食事になってしまう!まあ僕が行かなくても誰かしらいるでしょ

がんばって寝たいと思います。おやすみなさい。

日記:すきやきがすきや

今日は午前中にゼミに出たあと、前から行きたいと言っていた食堂に同期と行きました。

tabelog.com

鍋定食の店って書いてあるし定食を頼もうかとも思ったのですが、なんとなくすきやき丼を食べました。おいしかったです。僕たち以外誰も客がいなくて、大丈夫なんだろうか……と思いました。

午後は授業に一コマ出ました。授業は半分くらい寝てました。今朝は1時に寝て9時に起きるつもりが眠れないし起きてしまうしで2時ー7時の5時間睡眠になってしまっていたので……。でも内容はだいたい知ってることだったしレジュメも配られたので大丈夫だと思います。授業に出た以外はひたすらレポートを書いていました。クオーターの変わり目なのでいろいろレポートが出ているんですが、今日は全部リーダーシップ道場に時間を持っていかれました。絶対にいつかこの講義を滅ぼしたい。

20時くらいに研究室を出て帰りました。行き帰りの電車では、ずっとドストエフスキーの『罪と罰』を読んでいました。まだ序盤ですが、これは僕が好きな小説のひとつになるだろうな、という予感がしています。

帰宅したあとはしばらくワンダーブロックというアプリゲーをやっていました。もともとソシャゲだったのが終了したあと490円の買い切りになって復活したものです。けっこうおもしろくて、今は6章まで進みました。

ワンダーブロックをやっていると、祖母がタブレットを持ってやってきて、YouTube の調子が悪いのでなんとかしてほしいと言いました。どうも不具合のようでしたが、とりあえず OS のアップデートをしたら直りました。それはいいとして、祖母は相変わらず YouTube であまりよろしくないものを見ているようでした。人種差別的なものは僕が片っ端から興味なしに設定したのでもう見ていないようでしたが、ゴシップ系の動画をめっちゃ見てるっぽい……。日大アメフトだらけになってる……。明らかなフェイクとはいえ、思想・言論の自由もありますし、僕もこんな検閲したくないんですが、祖母は無垢なのでこういうのを見ると全て信じてしまい、その受け売りを何度も聞かされてかなり心が淀むんですよね……。まあ中国人は何をやってもダメみたいなことを言ってた頃に比べれば日大アメフトの話題のほうがはるかにマシですが……。祖母にタブレットを買うことを勧めたのを後悔しています……。

前から考えていたことですが、今はいいにしてもまた変な方向にいかれたらつらいので、これを機に dTV を契約して祖母のタブレットにアプリを入れることにしました。祖母は韓流ドラマが好きだったので、韓流ドラマでも洋画でもアニメでもなんでもいいからそのへんを見て時間を潰すようになってくれるといいんですが……。それにしても dTV のアプリの UI がかなりわかりづらくて祖母に教えるのが大変そうで、Netflix とかにすればよかったかなあとちょっと後悔してます。人生は後悔ばかりだ……。

パートナー選び

僕はいま、自宅にストックしておくお菓子について悩んでいます。
僕は基本的に家ではPCの前から離れないので、そういう状況でも食べられるお菓子が良いのですが、そういう状況に適切なお菓子というのは実はそれほど多くありません。

具体的に言うと、僕がお菓子に求めるのは

  • 手が汚れない
  • ぼろぼろこぼさずに済む
  • 夏でも常温で保存できる
  • 個包装など少しずつ食べられるようになっている

ことなのですが、この条件だとチョコ系とスナック系がほぼ全滅してしまいます。グミも溶けるし……。夏以外ならチョコもグミも大丈夫なので楽なんですが……。僕の中ではカントリーマアムはセーフということになっているので、カントリーマアムをよく食べてます。将来はカントリーマアムと結婚します。

あなたのようになりたかった

昔、自分は己の価値観を強く持っている人間だと思っていた。
周りがどうであれ自分は自分。幸福は主観的なもので、自分が満足できれば人と比べてどうかなんて関係ない。
むしろ、他人は無限に存在するので、比較しはじめたら終わりがない。上には上がいるのだ。

簡単なことだ。

 

***

 

自分には才能があると信じていた。子供の頃から周りの友達と自分は違うと感じていた。それは理解力であったり、ゲームの強さであったり、周りを巻き込む力であったりした。

今話したいことではないので深くは言及しないが、僕は高校生くらいまではむしろ人を集めて何かをするのが好きで、そうでなくともおしゃべりで社交的で、自分の友達と友達が友達同士になるといいと思っていて、コミュニティを自分の周りに作り出すタイプの人間だった。

しかし変わった。今でも1対1であればなんとかなるが、どんどん人と関わるのが怖くなってしまった。人間の集団が怖い。

 

***

 

自分には才能があると信じている。天才ではなかったようだけれど、それでも普通の人が理解するのに苦労するような難しい概念もすぐにわかるし、人よりものを覚えるのも早い。プログラミングの適性もけっこうあって、今プログラマとして社会に出ても、会社の新人の中ではかなりできる方になれるはずだ。文章を書くのも、今は自己満足の散文ばっかりだけど、誰かに読んでもらうための文章を書くのだって好きだし、人前で話すのだって、今は怖くなってしまったけれど、きっとすぐに……

 

***

 

世の中には自分より才能があって、自分よりひとつのことに時間を費やしてるやつがたくさんいる。

何かで輝きを放つには、才能よりもかけた時間がものを言うことが多い。

文章にしたって書いて見せるというのを続けなければはじまらない。

同い年でも優秀な人達はすでに高度な技術と知識を持ち、様々な経験を積み、輝かしい経歴を引っさげてさらに刺激的で面白い世界に入っていく。

僕は……僕は今までの人生で何をしてきたんだろう?

 

***

 

何が原因でこんなに苦しいのだろう?僕は平均的な人より才能も能力もあるはずだ。けれど、どう見ても僕よりたいていの人間のほうが幸せそうだ。負けず嫌いな性格?価値観の弱さ?彼女をもっと大切にしなかったから?身の程知らず?遊んでばかりいたから?いつまでこんな堂々巡りを続けるの?自分は自分、じゃなかったの?

 

***

 

あなたのようになりたかった。

日記 2018/04/12

ブログを書きたい、とは思いつつも毎日研究してるだけだし書くことない……と思っていたのですが、有名な物理学者のファインマンも勉強のコツとして「(自分が学んだことを)子供に教えてみろ」的なことを言っていることですし、僕が今日やったことを専門外の人でもわかるように噛み砕きながら書いてみようかなと思います。

研究室に着いてまず最初にしたことは昨日の続きで、論文の内容を実際にやってみたサイトを参考にしながら PyTorch を自分でも動かして学びました。 PyTorch はプログラミングのためのツールです。人工知能を作るのに便利なものがいろいろ入ってます。

それが終わるともうすぐヒューマンコンピュータインタラクションの授業の時間だったので行きました。ヒューマンコンピュータインタラクションは「人間と機械のやりとりを良い感じにしよう!」という学問です。みんなも使ってるスマホのタッチパネルとかパソコンの画面とキーボードとかもヒューマンコンピュータインタラクションです。

授業から帰ってくると今度は新しく論文を読み始めました。この論文の内容は「文章から議論の流れを抜き出す」研究です。つまり、たとえば「プリパラが終わったので鬱病になった」という文章があったとして、そこから

”プリパラが終わった”(前提) → ”鬱病になった”(主張)

という文章の構造を機械がちゃんと見いだせるようにしようという研究です。 この研究はさらに細分化できて、

  • 文章の中から議論に関係する部分を取り出す(例文だと”プリパラが終わった”や”鬱病になった”)
  • 各文章が構造の中でどういう役割なのか判別する(前提・主張など)
  • 文章の関係性を判定する(上の例でいう矢印)
  • 文章の関係性がどういうものか判定する(上の例だと前半は後半を”補強”してますね)

に分けられます。今まではこれらを別々に研究することが多かったのですが、ディープラーニングの力で全部一度にやろう!というのが今回の論文です。

しばらく論文を読んだあと、18時から教授と1対1でミーティングをしました。本当は進捗の話をするのですが今週はバタバタしてたので主に研究室のサーバーやネットワークの管理の話をしました。

同じ大学から一緒にこの大学院に進学した友達と夕飯を食べる約束をしていたので、話が終わったあとはサーバーをいじって友達の授業が終わるのを待っていました。

夕飯は新しい土地をいろいろ見て回って結局ハンバーグ屋さんに行きました。 f:id:rockrokun:20180412235844j:plain 写真を撮るのが下手すぎてだいぶ色味が変わっちゃってますが、すごく美味しかったです。やたらと店員さんが話しかけてくるタイプのお店で、サービスの自家製野菜ジュースの素材の話とかはすごーい!ってなったんですけど、「もうすぐハンバーグが到着します!」って言われた時にはそのアナウンスいる?って思いました。

生まれて初めてアイドルの現場(?)に行ってきた

大学の学科の後輩のSくんがサンリオピューロランドのチケットをくれるというので、突然ではあったが行くことにした。Sくんはドルオタなのだが、今日はピューロでユニドルという大学生がサークル活動としてやってるアイドルのイベントがあって、それの特典のために8枚もチケットを買ったらしい。サークル活動といえどきっちりとヲタから金をむしり取っていくところは本格的だ。握手とか個撮とかできるらしい。最初はアイドルのほうを見に行く気は全然なかったのだが、遅刻に雪のダイヤ乱れが重なって着いたのがまもなく開演する時刻だったので、せっかくだし少し見ていこうかな、と思いSくんにくっついて現場に向かった。Sくんに「アイドルのライブを見るのって初めて」と言ったら「まあ今回のはアイドルではないですけどね」と訂正された。違うらしい。認知はされてるの?って聞いたら何人かには認知されてると言ってた。すごい。 
会場ではもうひとりTくんと合流した。Tくんは音ゲーサークルの友達で、一年生のときは同級生だったのだが、いつの間にか留年してSくんと同学年になっていて、しかももう一留決定していてSくんより下の学年になるらしい。話すと長くなるので割愛するが、音ゲーサークルは僕が二年生(Tくんは二回目の一年生)のときにごたごたがあった。僕は当事者ではないのだがなんとなく居心地が悪くなって行くのをやめてしまい、Tくんとはそれ以来疎遠になっていた。Twitterで見ていたので薄々感じてはいたが、ひさしぶりに会ったTくんは留年の日々のなかで音ゲーからアイドルに主戦場を移していた。この後も18時から池袋でわーすたのライブで、その後はメイドバーらしい。わーすたのライブのチケットがたくさんあるからと一枚くれた。Tくんに「アイドルの現場?って来るの初めてなんだけどなんだかわくわくするね」って言ったらTくんにも「いやこれはアイドルじゃないから」と言われた。やっぱり違うらしい。 

 

雑談をしているとライブが始まった。僕はドルヲタ界隈の独特の文化は好きで、インターネットで調べたり地下アイドルのライブ映像で盛り上がってるヲタを見たりするのにハマっていた時期もあったので、けっこう楽しみだった。会場の前の方に「良枝を守る軍団」と背中に書かれたTシャツを着てる人がいた。そのTシャツを着てるのは見る限り彼一人だったので心の中で「良枝を守る軍団(一人)さん」と呼ぶことにした。良枝を守る軍団(一人)さんは軍団の生き残りだけあって強く、ライブのほぼ全ての曲の振り付けを完コピしていてキレッキレで踊っていた。軍団さんの隣でもうひとり踊ってるヲタがいたのだが、軍団さんは全ての振り付けがやや大ぶりな上にキレがすごいので目立っていた。あと時々ひたすら高くジャンプしてることがあった。あれもユニドルに認知してもらうためなんだろうか。ただ振り付けわからないからジャンプしてるだけなのかもしれない。

 

ライブはいろんな大学のユニドルグループが出てきては三曲ほど歌って捌けるというスタイルだった。曲はほとんどわからなかったがみんな思い思いの衣装やMCで自分たちのグループを魅せていておもしろかった。ステージの背後のスクリーンに映像を流せるのだが、歌詞を流してるところもあればコールを出してみんなに叫んでもらったり、自分たちの大学生活の思い出の写真を流してるところもいくつかあった。これが卒業ライブになるというグループもけっこうあって涙ぐんだりお互いに抱き合ったりしていた。多くのユニドルは友達とアイドルをするのが楽しくて自分たちのためにアイドルをやっているのだと思った。これってプリパラじゃないですか?

 

最初はわりと落ち着いた雰囲気で始まったライブだったが、だんだん盛り上がってきてタイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!もたくさん聞けた(ずっと生で聞いてみたかったのでうれしかった)。もちろん叫ばず飛ばずおとなしく聴いてるヲタも多くて、そうかと思えば後ろのほうでなぜか曲に合わせてブレイクダンスをしてるヲタもいて会場はカオスだった。中学か高校くらいの若いヲタが入ってきたと思ったら自分の名前を叫んで前線に入っていった。一度飽きて(なんと14時から20時までずっとやっている)ピューロ内を回ってミラクルギフトパレードを見たりして戻ってきたら良枝を守る軍団(一人)さんがまだ踊っていて感動した。